Foveon 恐るべし。かも

 先日、長い間お出かけ用のサブカメラだったE-420を写友(などと呼ぶとお叱りを受けそうな大先輩)に“強奪”された。
 私の写友連中は大半がそうなのだが、中判使いの彼も「デジタル」になど目にもくれず、私が*istDSを使い始めた頃はボロクソな言い様だった。が、最近は多少認めるようになり、特にSIGMA SD14の画がお気に召したようで、同じSIGMAのDP1sを買ってきた。
 ところが、DP1sの画は彼のイメージとはかけ離れていたらしく、今度は私のE-420に目を付けて?「暫く貸しとけ」となってしまった。
 
 コンパクトとは言えK-7は普段持ち歩くには少々重いので、「暫く」してから「RB67を持ち歩いてるんだから、SD14位、なんてこと無いでしょう」と丁重に返還要求したところ、E-420が気に入ったようで「67フルセットにプラスするんだから1gでも軽い方が良いんだ」と、代わりにそのDP1sを渡された。
 
 苦手な広角の単焦点だし、背面モニターを見ながら撮るのは好きではないのでそのまま使わずにいたが、K-7の入院で仕方なく使ってみたが・・・
 AFは遅い、どころか一寸暗いと全然合わない。MFしようにもモニターがお粗末でピントが見えず、目測で合わせようとすれば距離目盛りの文字が小さくて、薄暗いところでは判読不能。逆に明るいとAFは効くがモニターが全く見えない、寄れない等々、使い勝手の悪いことおびただしい。
 そのうえ画は眠い、発色が変とあってそのままお蔵入りさせていた。

 その後、何気なく覗いた価格.comの口コミ掲示板で、「このカメラはRAWで撮るべし」を初めとする使いこなしを読み、再挑戦することにした。
 使い勝手の悪いのは慣れるしかないがヘビーユーザーおすすめの設定で試したところ、これが同じカメラかと疑うほどの違い。公称1406万画素とは言え実際は2640×1760=464.6万画素で、今時信じられないような低画素だが、2560×1920=491.5万画素のOLYMPUS E-1と同様、画素数からは信じ難い程シャープで、金属の質感など驚くほどの表現をするときがある。
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  もっとも、これは!と思えるものの歩留まりは良くない。条件や被写体を選ぶ扱い難いカメラであることに変わりはなく、特にRAW専用なのはパソコンが苦手でjpeg撮り専門のあの人には無理な選択だったと納得。
 
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 顔認識だの動画だの、最近流行の便利機能は一切無い。手ぶれ補正すらない。1枚撮ると保存が終わるまで6~7秒も待たされる。感覚的には大昔のマニュアルカメラか、今なら中判で撮るような気分。
 たま~に撮れる「オーッ!!」の感激が忘れられずに、「モニターが見えないからビューファインダーが要る」とか、「逆光に弱いらしいからフードアダプターも買わなきゃ」とか、スナップには40mmのDP2sの方が良いかも」などと考えている自分に気付いた。
 危ない危ない、沼にはまり込みそう。博打気分の危険なオモチャだ。

 
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2010/06/26(土) | 道具 | トラックバック(-) | コメント(-)

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